現在、ディズニークルーズラインには5つの船があり、それぞれ異なる魅力を持っています。
1. ディズニー・マジック (Disney Magic)
1998年に就航した最初の船です。レトロでクラシックな内装が特徴で、大人向けのロマンティックな雰囲気を持っています。
2. ディズニー・ワンダー (Disney Wonder)
1999年に就航した2隻目の船です。マジック号と似たデザインで、内装はアールヌーボー様式が取り入れられています。
3. ディズニー・ドリーム (Disney Dream)
2011年に就航した3隻目の船です。マジック号やワンダー号よりも大型で、最新の技術が盛り込まれています。船内にウォータースライダー「アクアダック」があるのが特徴です。
4. ディズニー・ファンタジー (Disney Fantasy)
2012年に就航した4隻目の船です。ドリーム号とほぼ同じデザインで、クルーズ期間が長めの航路に使われることが多いです。
5. ディズニー・ウィッシュ (Disney Wish)
2022年に就航した最も新しい船です。最新のデザインと技術が導入され、船内には映画『アナと雪の女王』や『マーベル』をテーマにしたダイニングやアトラクションがあります。
6.ディズニー・トレジャー (Disney Treasure)
2024年12月就航予定
ディズニー・トレジャーの最大のテーマは、「冒険(Adventure)」です。
映画『アラジン』や『リメンバー・ミー』など、ディズニーやピクサーの冒険物語からインスピレーションを得たデザインが船内全体に施されています。 船の中央にあるアトリウムには、冒険家姿のミニーマウスの銅像が飾られています。
7.ディズニー・アドベンチャー (Disney Adventure)
2025年就航予定
アジアを母港とする初のディズニークルーズ船となります。
冒険と探検がテーマで、船内にはディズニーやピクサーの物語をモチーフにした7つのテーマエリアが設けられています。
主に3泊または4泊の「クルーズ・トゥ・ノーウェア(寄港地がないクルーズ)」が予定されており、船上でのエンターテイメントや体験を存分に楽しめる航海となります。日本からも比較的短時間でアクセスできるため、注目されています。
8.ディズニー・デスティニー (Disney Destiny)
2025年就航予定
この船の最大のテーマは、「ディズニー、ピクサー」そして「マーベルのヒーローとヴィランズ(悪役)」の二面性です。
「ディズニー・デスティニー」は、これまでのディズニークルーズの伝統を引き継ぎつつ、全く新しい「ヒーローとヴィランズ」というテーマでゲストに特別な体験を提供することが期待されています。
9.日本就航ディズニークルーズ船(名称未発表)
2028年に日本で就航予定のディズニークルーズ船
日本就航のディズニークルーズはいつできる?どんな船になる?
日本就航のディズニークルーズは、2028年に就航予定です。
まだ未発表の情報もあり、今後の発表が楽しみですね!
日本就航のディズニークルーズの概要
- 所有・運航: 株式会社オリエンタルランド
- 就航予定: 2028年度
- 発着拠点: 首都圏の港(東京国際クルーズターミナルを想定)
- 航路: 2泊~4泊程度の短期周遊クルーズが中心となります。就航当初は、寄港しない洋上周遊がメインになる見込みです。
- 船籍: 日本船籍となる予定です。これにより、日本国籍の方はパスポート不要で乗船できるという大きなメリットがあります。
船の特徴
- ベース: 「ディズニー・ウィッシュ」と同クラスの、約14万トン級の大型客船となります。これは、現時点の日本籍クルーズ船の中では最大級です。
- 規模: 乗客定員は約4,000人、総客室数は約1,250室。
- コンセプト: 船内のテーマやデザインは、日本のゲストに合わせた内容が検討されるとされていますが、詳細はまだ発表されていません。
- 料金: 通常の客室で1人あたり10万円~30万円の価格帯を想定しているとのことです。料金には、食事やエンターテイメントを含む「オールインクルーシブ」方式が採用されます。
この新クルーズ船は、海外のディズニークルーズとは異なり、日本独自の運行体制とサービスを提供することが期待されています。